造成工事で、重力式擁壁という現場打ちの擁壁があります。
この擁壁の断面は、台形と言っていびつな形をしています。
生コンの数量を出すのに、この台形の面積を使って出すのですが、慣れないとなかなか難しいようです。(うちの若いの!)
(上底+下底)÷2×高さなのですが、小学5年生で出てきましたかな。
大人になって使わなくなったら忘れてしまいます。
しかし、私たちの仕事は算数や数学が割と出てきます。
私も県内の賢いとは決して言えない高校の普通科を出ただけなので、難しい計算はできませんが、経験上、現場に迷惑をかけない程度でなんとか間に合っています。
私もこの仕事をしかけたときは、「そんな計算、できません!」というタイプでしたが、経験を積めば出来るようになるのですね。
というより、人は、必要に迫られるとやるのです。
いや、やらなければならなくなるのです。
そんなことをしながら、成長していくのだと思います。
特に、現場監督という職業はいろんな意味で難しい。
なので、私は出来るだけシンプルに考えるようにしています。
「どうしよう?」と、思うことが多いのですが、そう思ったときは職人さんと作戦会議!
あーでもない、こーでもないといいながら必ず答えが出てきます。
一人では出せなかった答えが相談することで、より良い答えが出てくるのは本当に驚きです。
最近はこの手法で楽しい現場が出来ています。
職人さんによって考え方が様々なので、その現場担当の職人さんのやり方、考え方を尊重して工事をすることで、とても現場が生きてくると思います。
現場は生き物なのです。我が子ですね。
私たちの仕事は、まず、人間関係の構築が大切ということになります。
好きとか嫌いとかは仕事には関係ありません。
どうせ同じ仕事をするのなら、笑って楽しく仕事をしないといけない!
そう思います。
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