壁を壊しスタンスを作る!
- domcon2
- 2020年10月18日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年11月10日
先日ひらめいた言葉です。
仕事で一番難しいと思うことは、人間関係です。
仕事そのものは単純なことで本来なら思っているほど時間もかからないようなことも、上司や部下の関係などで仕事が複雑になる。
また、嫌な上司に気を使うがために自分の能力を発揮できないことがあるとしたら、これは大変もったいないことです。
しかし、仕事をしているとこのようなことは当たり前にあると思います。
退職者の退職理由第1位が上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
引用元:リクナビNEXT
企業としては、折角お金と時間をかけて育ってくれた若い人をこのような理由で無くしているとしたら、これも大変もったいないことです。
人間関係の改善なんてことはおそらくないと思います。
ただ、取り組み方として、壁を壊す。そして、スタンスを作るという意識が大事ではないかと考えます。
壁があったら握手すらできない。肩をたたきあって「よく頑張ったね!」ともいえない。
ある程度、上司にも、部下にもスタンス(距離)があると、これが心地よさに変わってきます。
そこには、先日お話しした鬼十則の中の「10.摩擦を恐れるな、」というところになってくると思います。
上司、部下それぞれ摩擦を恐れず相対する。
ヤマアラシのジレンマの話をご存じでしょうか。
昔、中国に2匹のヤマアラシがおりました。
あたりは猛吹雪!何とかしないと死んでしまいます。
二匹は相談しました。
「このままだと死んでしまうぞ。」
「では、お互いの体をこすりあって体温を温存しよう。」
「うん、いい考えだ、そうしよう。」
ということになり、2匹はお互いの体をこすりあって体温を温存しようと試みました。
すると、ヤマアラシはハリネズミですから、お互いの体の針が当たると大変痛いのです。
痛いので離れてしまう。
でも離れると猛吹雪で寒い。
またじわじわと近づきあたる。
痛いし離れる。寒いし近づく。
痛いし離れる。寒いし近づく。
と、繰り返しているうちに、針と針の間に近づいてもいたくない距離が生まれました。
この距離で2匹は体温を温存でき、生き延びたのです。
これは企業の上司と部下の人間関係の考え方として、引用されることがあります。
この心地よいスタンスを作ることで、仕事はスムーズにいき、ストレスは多少軽減するでしょう。
しかし、これには双方努力をしないといけないということが絡んできます。
まず、上司が気が付くべきですが、これは先に述べたこと(折角お金と時間をかけて育ってくれた若い人をこのような理由で無くしている)を経営陣が理解していないと皆無です。
このホームページでも表していますが、職場環境の改善、働きやすい職場をつくる。
ということを企業が目指さないと難しい。
では、部下の立場からはどうアクションを起こせばよいかということを考えてみました。
まず、今まで辛抱してきたことを70%ととし、30%の不満を上司に言ってみる。
方法は信頼できる同僚や先輩に相談してアドバイスをもらうのも工夫だと思います。
自分が変わって摩擦を恐れないこと。これで少し変わると思います。
ここで気を付けたいのは、自分が不満に思っているからといって上司に対する尊敬の念は忘れてはいけません。
仕事は常に謙虚さと感謝が必要です。謙虚さがなくなれば必ず足元をすくわれます。
この様な思いで慎重に仕事をしていけば、自分の仕事のリズムを作れるのではないでしょうか。
そして、職場には必ず嫌な人が一人はいます。
でもその人があなたを育ててくれるのです。
その嫌な人を意識しながら仕事をすることは大変なストレスですが、その状況こそがあなたが育っている状況なのです。
上司や先輩で嫌な人がいれば、その人との壁を壊してスタンスを作ってみてはいかがですか。
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