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現場代理人の権限とは

いつもご覧いただきありがとうございます。

現場代理人とは、工事の最高責任者のことです。

建設業者は工事を受注すると、社長の代わりとなる現場代理人を配置しなければなりません。

この現場代理人の職位は、大変重くそして重圧のかかるポストです。

すべての責任を負わなければなりません。

こんな大変な立場で仕事をされる方には、現場代理人手当をつけてあげてほしいと思います。


さて、現場代理人の権限とはなにか

それは、


   何をやってもいい!!


ということです。

何をやってもいい代わりに予算の確保と工期内の完工が義務となってきます。


いつも発信させていただいていることですが、現場代理人こそ予測が非常に重要となります。

予測できない現場代理人は工程がじりじりと伸びていって首を絞めることとなります。


常に現場の状態を把握し、スムーズに工事ができる状況を作る!

これが現場代理人の一番の仕事だと思います。

そのためには、フットワークの軽さは重要です。


そして施工業者との密なる調整をするために壁を作らない。

壁を壊してスタンスを作るのです。

壁を作ると遠慮をしてしまいます。

この遠慮という言葉が現場代理人を苦しめます。

現場代理人はわがまま言えばいい、自己中心的でいい、

「このような状況になったのでなんとか、こんな風に頼めないでしょうか。」

のような前向きな調整を早い段階でする。

下請けの職長が涼しい顔して仕事をしていいるようではだめなのです!

もっと突っ込んで打ち合わせることで必死になってもらわなければ工事の進捗は確保できません。

もちろん笑顔を忘れてはいけない。

笑顔がない現場は、工期も危ういし、儲かっていないというのが私の経験上そのようになっています。


本当に鬼十則です。


周りをふらふらにするくらいの情熱をもって取り組まなければ、出来ないのです。

仕事に魂を込める。

まさにこれですね。


そしてこれを乗り越え、やり切った後。


表彰されるのは現場代理人なのです。


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